改めまして、大怪獣バラン....。

さて、改めまして『大怪獣バラン』の感想を。

元々アメリカのテレビ番組用に
製作依頼され、急遽、日本でも公開になった昭和33年の作品。

東宝特撮でよくみられる
登場人物の人間関係や心理描写といったところは大変希薄で、
単純に『怪獣VS人間』を観るっゅー感じです。

ま、私はバランのデザインが好きだったので、観てみたかったんですね。

もう少し人気が出れば良かったなぁって思う怪獣デザインですよ。

誰もか一度は耳にした事があろうと思われる伊福部昭の、
あの重くズシンとくるメロデイが大変効果的で、
白黒画面にドンピシャです。

かぁーっこ良い良い。

自衛隊の、攻撃に至るまでの手順や準備、装備のバラシ方とか、
妙にリアルで臨場感があります。

と、いった感想です。

ドラマの作りが中途半端とか、
役者さんが力不足とか、
いろいろ言われる作品ですが、
.......まぁ、確かにそういう部分も無きにしも非ず、なんですが....、
なかなか迫力がある怪獣映画でしたよ。(=^x^=)

地震で揺れなきゃ、もっと楽しめたのににゃぁにゃぁ。