知念さんと石丸さんにワルツを.....。

5/5の劇団鳥獣戯画『ベニスの商人』
第2部での、スノフレのライブ。

本当に楽しかった、ですが、
久しぶりにキンチョーしちゃった。(=^x^=)

少~し、力んじゃった。

でも、お芝居が終わった直後でお疲れなのに、
皆さんにご協力をお願いして、
演奏が始まったらバラバラと舞台に登場して頂き、
自由に振舞って頂き、
一曲目が終わったらバラバラとはけて頂き、
Mayumiが残っていて次の曲が始まる.....と、考えていたようなオープニングが
できました。(=^x^=)

せっかく大好きな劇団と同じステージに立つのですから、
なんとか皆さんと共演できないかな~って。

.......元々は特にこういった演出とか
考えていなくて、
普通に演奏すれば良いと
思っていたのですけどね。


1月の、野方のライブに石丸さん達が聴きに来て、
All That Jazzを大変気に入って頂き、

「いーわね、やっぱAll That Jazz。
この後になんか踊れるのがくるといいわね。」
と、石丸さんが呟いて。

その言葉が私の頭に
インプットされてました。

んで、公演のチラシができて、
写真を見ると、皆さん白塗り。

キャバレー、ヴォードビル、
クラウン、ショーなどのキーワードが
ちらほらと耳に。

ふむ、白塗りにクラウンとくれば、
映画『道』の切なくて素敵な曲、
「ジェルソミーナ」をやってみたいなぁ。

ワルツだから、踊れるし。

この時、私の頭には
知念さんと石丸さんが
優雅にワルツを踊るシーンが浮かび.....。

おおっ、是非ともお二人にワルツを
踊って頂きたい!

んでスノフレで打ち合わせしますが、Mayumiっちは芝居の稽古と
挿入歌を覚えねばならず、
他に新しい事を要求するのは
ちと酷かな、と。

さらに、彼女は芝居の直後に、
衣装替えや白塗りを落とす、
などが時間の関係でほぼ無理、
なので、

「私だけ白塗りなので、
不自然じゃないかしら?」
と。

ふむ。

.....まあ、確かにいつもと違うシチュエーションだし、
私と某ディーは普通の顔なのに
一人だけ白塗りってーのは、
見ようによっちゃ、
滑稽になってしまうかも.......。

.......んで、フと浮かんだのは、
お芝居とライブをぶった斬らないで、
雰囲気を残そうと。

まず私と某ディーの二人で
歌無しの曲をやり、
劇団の皆さんに自由に舞台に上がってもらい、
自由に振舞ってもらう。

踊ったり、歩いたり、佇んだり、
おどけたり.......。

その中にMayumiっちが混ざれば、
白塗りも不自然ではないし。

んで、歌無しの曲が終わったら
皆さんにはまた自由にはけてもらい、Mayumiっちだけが舞台に残る....。

自然だよね?
お芝居の雰囲気を持ってのれるから
白塗りもおかしくないですね?

.......さらに、私には欲が出て、
これはなんとか、知念さんと石丸さんに、ワルツを踊って貰いたいっ!

そこで選曲は、
知念さんも過去にお芝居で歌った
『スマイル』。
それをワルツにアレンジ。

2回ほど入間の、
鳥獣戯画の稽古場に足を運んで
見学させてもらい、
スキをみてあれこれお願いしようと思いましたが、
流石に稽古がみっちりで、
終わっても自主練、反省会と
まったくスキがなく、
数分で簡単なお願いをするだけが
精一杯.....。

ま、それでも快く了承してもらえましたから、大きな収穫ですけどね。

さて、もう当日本番の、
直前の音出しリハしかチャンスは無く、
それでも綿密なお願いはできない状況でしたので、
後は皆さんにお任せすると。

リハで、『スマイル』の三拍子を
演奏してみて、
皆さんが適当にバラバラと
舞台に上がってもらい.......。

演奏も終盤のコーラスにはいったら、
な、な、なんとっ!!

知念さんと石丸さんが、
シャル・ウイ・ダァァ~ンスッ!!!

ワルツを踊ってるじゃ、
あ~りませんかっ?!

やった!やった!やった!!!!

私はリハなのに感激しちゃいましたっ!

是非とも本番でも踊ってもらおうと、
石丸さんに
「素晴らしいです、素敵です。
宜しくお願いします。」と
お声を掛けさせて頂いた。

そぉ~してっ!
本番~っ!

私は感激から久しぶりに
キンチョーしちゃって、
演奏が少~し力んじゃったのですが、
皆さんのパフォーマンスが
流石に百戦錬磨、
実に素晴らしく、
私の思ってたよりも楽しく、
スムーズで、
もう、弾きながら
間違えてしまいそうになるくらい、
ドキドキ。

そぉ~~してっっっ!!

ついに終盤っ!!

知念さんと石丸さんの、
シャァァァ~ルッウィィィ~イッ
ダァァァ~ンスッッッ!!!!

とっても優雅な、ワルツッ!!

あ~、感動、感激、感謝、雨あられっ!!!

もう忘れないですよ、
あの場面は....。

映画みたい.....。

もう私の脳裏にフラッシュバック......。

お芝居には出ていませんが、
公演の仲間に入れたみたいな感覚、
私ゃ、
この瞬間は一生覚えておる事よなぁ。